初年度となる2016-2017年シーズンは2016年9月27日に予備ラウンドが開幕し、2017年4月28-30日にチャンピオンを決めるファイナル4まで約7ヶ月、300試合以上が予定されています。試合は各国リーグの妨げとならないよう、水曜日と木曜日の平日に実施されます。
大会には30リーグから56チームが参加を予定しています。大会フォーマットはサッカーのUEFAチャンピオンズリーグと非常に似ており、予備ラウンド、本戦レギュラーシーズン、プレーオフ、ファイナル4と続きます。また出場可能なチーム数もヨーロッパ内のランキングにより変動します。
全出場56チームの構成は、ヨーロッパ1-12位の国から3チーム、13-28位国からは1チームが出場。その他4チームはリーグを問わずワイルドカードでの選出となります。
1-12位(全36チーム)
スペイン、チェコ、ギリシャ、イタリア、フランス、ドイツ、ベルギー、チェコ、イスラエル、リトアニア、ポーランド、ラトビア
各3チームが出場し、2チームが本戦から、1チームが予備ラウンドからの出場
13-28位(全16チーム)
セルビア、クロアチア、モンテネグロ、ベラルーシ、ボスニアヘルツェゴビナ、ブルガリア、デンマーク、エストニア、フィンランド、イギリス、ハンガリー、マケドニア、オランダ、ポルトガル、ルーマニア、ウクライナ
各1チームが予備ラウンドからの出場
ワイルドカード(全4チーム)
予備ラウンドからの出場
初年度の大会では放映権等の収入によって、最低450万ユーロ(約5.7億円)が全チームに分配される予定になっています。各チーム最低10万ユーロ(約1,300万円)が分配される計算です。実際の大会の様子により変動はしますが、優勝チームは50万ユーロ(約6,500万円)の収入となります。
既にユーロリーグに出場しているチームは参加しないことからも、ユーロリーグより下位の位置付けとなっています。参加チームが限定されているユーロリーグに漏れた国やチームの、最大の目標となるリーグになることが予想されます。またこのリーグをきっかけに各国内リーグだけでなく、バスケットボール自体の価値の向上も視野に入れているようです。
予備ラウンド/32チームから8チーム(2016年9月27日-)
ヨーロッパ1-28位国の各1チームとワイルドカードの4チームが出場
全32チームを4チームずつ、グループA-Hの8つに分かれ
全32チームを4チームずつ、グループA-Hの8つに分かれ
その各グループの4チームが2組に分かれH&A
各組の勝者同士が再びH&Aを行い、グループ優勝者を決定
グループ優勝8チーム→「本戦レギュラーシーズン」へ
敗退24チーム→「ヨーロッパカップ レギュラーシーズン(ベスト48)」へ
各グループ上位4チーム、全16チーム→「プレーオフ」へ
各グループ5-6位、全8チーム→「ヨーロッパカップ プレーオフ(ベスト16)」へ
グループ優勝8チーム→「本戦レギュラーシーズン」へ
敗退24チーム→「ヨーロッパカップ レギュラーシーズン(ベスト48)」へ
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本戦レギュラーシーズン/32チームから16チーム(2016年10月-2017年2月)
ヨーロッパ1-12位国の各2チームと予備ラウンド勝者の8チームが出場
全32チームを8チームずつ、グループA-Dの4つに分かれ
全32チームを8チームずつ、グループA-Dの4つに分かれ
H&Aの総当たり計14試合を行う
各グループ上位4チーム、全16チーム→「プレーオフ」へ
各グループ5-6位、全8チーム→「ヨーロッパカップ プレーオフ(ベスト16)」へ
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プレーオフ/16チームから4チーム
全16チームを4チームずつ、グループA-Dの4つに分け
レギュラーシーズンA組1位がB組4位、A組2位がB組3位…と組む
H&Aの勝者8チームが準々決勝へ進出
8チームでも同様に繰り返す
各グループ勝者1チーム、全4チーム→「ファイナル4」へ
レギュラーシーズンA組1位がB組4位、A組2位がB組3位…と組む
H&Aの勝者8チームが準々決勝へ進出
8チームでも同様に繰り返す
各グループ勝者1チーム、全4チーム→「ファイナル4」へ
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